今回は、うつ病ってどんな病気
なんだろう? どんな人でもうつ
病になるのかなー? それから、
うつ病になりやすい人とか うつ
病になりにくい人って? 今回はその辺を調べて見ました。
目 次
うつ病ってどんな病気なの?
うつ病のハッキリした原因はわかっていませんが、さまざまな要因による過度のストレスを受け、脳神経細胞間の伝達物質であるセロトニンやノルアドネナリンが不足するため、信号伝達にブレーキがかかって起こると言われています。
つまり、うつ病に関しては、「脳」のはたらきの不調によっておこります。
誰でも「ゆううつだ」「落ちこんでいる」という経験を持ったことがあるでしょう。そういった気分の落ち込みは、何かしら良いことがあったり、時間がたてば元の状態に戻っていくことが普通です。
しかしながら、うつ病は、そういった気分の落ち込みとは異なり、脳内の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリン等)の働きが低下して「こころ」と「からだ」の元気がなくなっています。
そのため、脳の働きを回復させる専門的な治療が必要になります。
●脳の働きです。
「うつ病」になりやすい人と「「うつ病」になりにくい人?
うつ病になりにくいタイプは、うつ病になりやすい人の逆をしてるタイプがうつ病になりにくいですね。
でも、この逆を行くと言っても程度があると思いますが(^^)
番号 | うつ病になりやすい人 | うつ病になりにくい人 |
---|---|---|
1 | 几帳面で真面目な人 | ぶっきら坊で不真面目な人 |
2 | 言いたいことが言えない人 | 何でもガンガン言う人 |
3 | 仕事を他人に任せられない人 | 仕事を他人に任せる人 |
4 | 道徳観が強く、義理人情にあつ過ぎる人 | それも大切ですけど、ほどほどな人 |
5 | 完璧主義者、潔癖主義者の人 | これの逆な人 |
6 | 理想主義者(理想や目標が高すぎる)人 | そうでも無い人 |
7 | がんこで融通が利かなかったり、その場に応じた臨機応変さがない人 | 何でも対応できる人 |
8 | 人に頼まれると断れない人 | ハッキリとノーと言える人 |
9 | 自分さえ我慢すればとよく思う人 | そんなの全く関係ない人 |
10 | まじめで何事にも熱心、責任感や義務感が人一倍強い人 | その逆の人 |
11 | 自分の感情や考え方、想いを表現したり、相手に伝えられない人 | 何でもガンガン言う人 |
12 | 他人の評価が気になり過ぎたり、被害妄想的な面がある人 | 全く気にしない人 |
あなたはいくつ当てはまりましたか?
うつ症状の悪化を招く生活習慣とは?
1.運動不足
うつ状態だと体を動かすのも億劫になって、ついベッドでダラダラと過ごしがちになりますよね。でも、運動不足は症状の悪化につながるといいますから、ご注意を。
米国デューク大学の研究によれば、適度な運動には、うつ病を治療する効果があるのだそうです。
2.睡眠不足
慢性的な睡眠不足もうつ症状の悪化を招きます。寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりする人は、『WooRis』の過去記事「これで今日から快眠!寝つきが悪くなる原因と対処法まとめ」などを参考にして、ぜひ眠りの質を高めるようにしましょう。
3.人付き合いを避けて孤独になる
ストレスがたまっていると、「誰とも会いたくない。そっとしておいてほしい」という気分になりやすいですよね。しかし、ただ独りでふさぎこんでいるだけでは、ますます気分が沈んでしまいますから、ご注意を。
気心の知れた家族や友人とのかかわりは、うつ病のリスクを下げるといいます。もちろん、嫌いな人とわざわざ関わる必要はありませんが、あなたのことを気にかけてくれる人との接触まで遮断しないようにしましょうね。
4.くよくよ悩み続ける
うつ状態のときには、ネガティブな考えがあとからあとからわいてきて、頭から離れません。しかも、考えれば考えるほど、悩みや不安は大きくなるばかりです。この悪循環をストップするためには、何か作業に没頭して気を逸らすようにしましょう。
5.悲観的な人と一緒にいる
ハーバード大学の研究によれば、ミラーニューロンという脳神経細胞のはたらきにより、人の気持ちは“伝染”するのだそうです。
ですから、悲観的な人と一緒にいると、ますますネガティブになり、うつをこじらせてしまいます。気分が落ち込んだときこそ、なるべく楽観的な人と過ごすようにしましょう。
うつ状態とは?
うつ状態、抑うつ症状を呈するからといって、うつ病であるとは限らないです。抑うつ状態は、精神医療において最も頻繁に見られる状態像であり、診療においては「熱が38度ある」程度の情報でしかない[ですから、状態像と診断名は1対1対応するものではなく、抑うつ状態は、うつ病以外にも様々な原因によって引き起こされます。
また、うつ状態のうち、大うつ病エピソードとして扱われるのは、DSM-IVの診断基準[注 1]に従って、「薬物依存以外、身体疾患以外、死別反応以外のもので、2週間以上にわたり毎日続き、生活の機能障害を呈している。」というある程度の重症度を呈するものである。DSM-5では「死別反応」もうつ病に該当する様になった。
うつ病状態(うつ状態)と言われると、何か純粋な、うつ病と同じように、心の病気ではないかと心配しやすいものですが、うつ病状態(うつ状態)は、神経症から来ているものなのです。
つまり、純粋な、うつ病のような心の病気(精神病)とは全く異なるものですので、安心して下さい。
このため、うつ病状態(うつ状態)とか、抑うつ神経症と言われても、あまり、心配しないようにしていった方が良いと思います。