ニキビには『思春期ニキビ』と
『大人ニキビ』がある見たいだ
けど思春期ニキビって何歳から
何歳までなの?
大人ニキビの原因は何なの?
目 次
思春期ニキビの期間は何歳まで?
小学生高学年から高校生くらいにできるニキビが思春期ニキビです。
思春期ニキビの大半は、下図のピンク色の部分にのおでこにできるとも言えるくらい、いちばん多く見られる場所です。
それに、鼻など特に皮脂分泌の多いTゾーンに多くできる特徴がありますが、顔全体にできてしまう人もいます。
思春期ニキビのできる原因は?
思春期ニキビの主な原因はホルモンバランスの乱れによって皮脂が過剰に分泌し毛穴がつまりやすくなってしまうからです。
思春期ニキビは成長段階でできるニキビなので、この成長段階が終わると自然に消えていきます。
正しくは『第二次性徴期』です。
思春期ニキビがいつまで続くのかというと、この『第二次性徴期』が終わるまでということです。年齢で言うと、16歳~18歳までです。
ここで注意して欲しいのが、確かに性徴期が終わると自然と思春期ニキビが落ち着きますが、ニキビケアは絶対にしないといけません。
ぽつんぽつんと少しできるくらいのニキビならあまり心配はいりませんが、体質的にニキビができやす人は大人になったときの肌のためにも必ずケアすること。
大人ニキビって何なの?
大人ニキビとは、思春期を過ぎて大人になってからできるニキビです。この大人ニキビの原因は、一つに絞れないのが特徴です。不規則な食生活、睡眠不足、飲酒や喫煙、ストレス、スキンケア、化粧品、ホルモンの関係などさまざまな要因が考えられるのです。また、一人ひとり、原因も異なります。
一つの説として、ストレスや不規則な生活習慣からくるお肌のターンオーバーの乱れが、大人ニキビには密接に関わっているといわれています。ターンオーバーとは皮膚の生まれ変わりのこと。新しい細胞と古い細胞が、約28日周期で入れ替わる、お肌の新陳代謝のサイクルです。
ニキビのことをもっと詳しく解説します。
ニキビにはいろいろな種類があります。
ニキビと言っても、状態も症状もいろいろと違います。
どんな状態かで呼び方も変わるし、治療の方法も違います。
顔にいくつかできたニキビも、いろんな状態のニキビが出来てるかも知れませんので、だからニキビの種類を知って、自分のニキビに合った対処法を選ぶようにしたいものです。
●白ニキビ
ニキビの初期段階が、白ニキビです。皮脂がたまって毛穴がつまった状態で盛り上がり、ぽつっと小さな白い点に見えます。つぶしたい気持ち満点になるニキビNo.1!
●黒ニキビ
白ニキビの毛穴が開いて、酸化した皮脂などによって黒く見える状態。シミやホクロのように見えたり、ちょっぴり不潔なイメージに見えることも。
●赤ニキビ
白ニキビが悪化して、赤くはれ炎症が起きた状態。アクネ菌が皮脂を栄養に増殖。しっかり治療しないとニキビ跡になることも。
●膿(うみ)ニキビ
赤ニキビから炎症が激しくなったニキビの最終段階の状態。黄色い膿(うみ)が見え、外へ出ようとしています。
ニキビができる場所とその原因
●Tゾーン(眉毛すら眉間、鼻筋)
眉毛から眉間、鼻筋にかけてのTゾーン。ここは皮脂腺が発達して、皮脂のもっとも多い部分です。
【原因】
過剰な皮脂の分泌により、毛穴がふさがってしまうのが原因。ホルモンバランスが安定しない10代やオイリー肌の人に多くできます
●あご・首
あごや首の周辺は、男性ならヒゲが生える場所。女子でも男性ホルモンの影響でニキビができやすい傾向があります。
【原因】
男性ホルモンの影響だけでなく、頬づえなども皮膚の刺激となってニキビをできやすくする原因にもなります。
●おでこ
思春期ニキビの大半はおでこにできるとも言えるくらい、いちばん多く見られる場所です。
【原因】
思春期のホルモンバランスの乱れがいちばんの原因。さらに前髪の毛先やシャンプーの洗い残しが刺激になってニキビを引き起こすことも。
●口のまわり
食べ過ぎや油っぽい食事が多くなり、胃腸が弱ると口のまわりにニキビができやすくなります。
【原因】
栄養バランスが偏るとニキビができやすくなるので、偏食や食べ過ぎなど暴飲暴食には注意しましょう。
ニキビは毛穴にできる
ニキビは、毛穴に皮脂(皮膚のあぶら分)がつまることがきっかけとなって起こる皮膚の病気。男性ホルモンなどの影響で皮脂が多く分泌され、そのうえ毛穴の出口がふさがってしまうと、皮脂が毛穴のなかにつまり、ニキビができ始めるのです。
ニキビができるのは主に顔や胸元、背中など、皮脂の分泌が活発に行われている毛穴がある部分。手のひらや足の裏などは、毛穴がないのでニキビはできません。