肝臓に関する病気を「お酒を飲み過ぎる」人の病気だと思って
ませんか?それは大間違いです。確かに一つの要因ですが、
お酒を飲まない人でも肝臓病に掛かります。
目 次
肝臓がんはどんな病気なの?
肝臓がん(肝がん)とは、肝臓にできた悪性腫瘍のことを指します。世界では6番目に多いがんといわれ、中でも日本は罹患率が高い国の1つです。
肝臓がんの原因の75%はC型慢性肝炎と言われてます。
困ったことに!
この肝臓くんは、ウィルスに感染しても初期症状が現れず適確に教えてくれないんです。だから誰も気がつきません。
だから肝臓は、沈黙の臓器と呼ばれてます。
何十年後に気がついたときは、もう既に手遅れの状態です。
これが初期の段階で適確にわかっていれば手遅れにならなかったかも?
1.では何でC型・B型の肝炎ウィルスに感染するのか?
C型・B型の肝炎ウィルスの感染経路は
●刺青を彫るときに
●消毒がされてない器具で穴を開けるとき
●覚醒剤を打つときに注射器の使いまわし
●手術の際の輸血(現在は改善されてる)
●母子感染(感染率は低い)
●性行為(感染率は低い)
2.肝障害の進行です。
3.肝臓ガンの治療方法です。
肝臓ガンの治療法は大きく分けて3種類あります。
1. 外科療法
2. 放射線療法
3. 科学療法
どの治療法でいくかは、患者のさんのステージ(病期)と状態できまります。
ステージ1→手術のみ
ステージ3→手術と科学療法
ステージ4→科学療法のみ
3-1. 肝臓がんの手外科手術
肝臓がんにおける外科手術は、「肝切除術」と呼ばれます。
適用できるのは基本的に、肝臓の機能がまだある程度残っており、切除しても生命活動に支障が出ないと判断された場合に限られます。
しかし、状態かの具合で手術ができるのは全体の1~2割です。
3-2. 肝臓がんの放射線療法
放射線療法はさまざまながん治療で行われていますが、肝臓は放射線の影響を受けやすい臓器であることから、あまり積極的に用いられてきませんでした。
しかし最近では技術の進歩により、肝臓がんにおいても実施される機会が増えています。
3-3. 肝臓がんの科学療法(抗がん剤)
肝臓がんの化学療法は、大きく分けて「全身化学療法」と「動注化学療法」の2つがあります。
もともと肝臓がんの全身化学療法は効果が十分ではありませんでしたが、最近では「分子標的治療薬」の登場でその常識も変わってきています。
4.そもそも色々な「がん」はどうしてできるの?
人間の身体をつくっている正常細胞の遺伝子が、環境やウィルスなどによって突然変異を起こします。
そうしてがん細胞に変化することを『発がん』といいます。
がん細胞への変異の途中でがん抑制遺伝子がそれらを修復したり細胞自体を自滅させるなどの働きをします。
また、がん細胞が現れてしまっても、数が少ない段階なら、リンパ球などの 免疫細胞が退治してしまいます。
しかし、ストレスなどで免疫力が低下したりするとがん細胞は強大な細胞群となりぐんぐんと成長していきます。
「がん」が肉眼で確認できる大きさは「1cm」(1億個)からと言われています。1億個の塊になるまでには数年から 十数年かかるといわれています。
そのため、がん検診などによる早期発見、早期治療が最も望ましいとされているのです。
5.記事のまとめ
何か健康を維持して行くのは、なかなか大変ですね。
ちょっと手を抜くとと病気になるしね。
でも、なんだかんだで規則正い生活をして暴飲暴食を控えてストレスを
溜めない様にするのが一番ですね。(^o^)