このヘルペスは唇だけじゃなくて体中にできます。
放っておくと、どんどん大きくなり治療にも時間がかかります。
だから、早期発見と早期治療が一番望ましいです。
目 次
1.ヘルペスってどんな病気なの?子供は掛かるの?
このヘルペスは年齢に関係なく、赤ちゃんでもお年寄りでも発症します。
ほとんど人が、赤ちゃんの頃か幼児期にヘルペスに感染してます。
このヘルペスは、体を触ったり(接触感染)や唾液を通しても感染します、つまりヘルペスは人から人へ感染います。
では、なぜ赤ちゃんや幼児がヘルペスに感染するのか?
恐らくママやパパの愛情のこもったスキンシップで感染したと思われます。
厄介なことに、このヘルペスに感染したら治療をしますが、その甲斐があって症状が収まったとします、しかし実はヘルペスウィルスは体の外に出た訳じゃなく三叉神経節と言う場所に身を隠して大人しく潜んでるんです。
そして、ご主人様の体の抵抗力が弱くなったときに再度活動を再開します。
つまり、ヘルペスに感染するとウィルスはご主人様の体に住み着いて居座ります。
よって、ヘルペスは完全には完治しません。
単純ヘルペスウイルス1型 (HSV-1) |
口唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、カポジ水痘様発疹症、角膜ヘルペスなど | |
単純ヘルペスウイルス2型 (HSV-2) |
性器ヘルペスなど | |
水痘・帯状疱疹ウイルス (VZV) |
水ぼうそう、帯状疱疹 | |
エプスタイン・バーウイルス (EBV) |
伝染性単核症 | |
サイトメガロウイルス (CMV) |
肺炎、網膜炎 | |
ヒトヘルペスウイルス6 (HHV-6) |
突発性発疹、脳炎など | |
ヒトヘルペスウイルス7 (HHV-7) |
突発性発疹 | |
ヒトヘルペスウイルス8 (KSHV> |
カポジ肉腫 |
2.ヘルペスの種類
単純ヘルペスウイルスは、HSV−1とHSV−2の種類に関係なくどこでも発症します。また、HSV−1に感染している方でも、HSV−2に感染することが分かっています。しかし、最初にHSV−2に感染するとHSV−1には感染しません。
3.ルペスの共通点
- 感染後神経節などの特定部位に一生潜伏
- 再活性化する
- 人から人への感染
- 親から子への感染することがある
- 免疫不全者の方など日和見感染を起こして重症化となるおそれがある
4.ヘルペスの発症画像
単純ヘルペスウイルスは傷口などがあれば体のどこでも感染します。
患部を触った手で自分もしくは他の人に触れば感染します。
5.ヘルペスの感染経路
6.口唇ヘルペスの再発症状
ヘルペスは、全身のどの場所にも感染します。患部に触った手で他の場所に触れると、その場所に小さな傷があるだけで感染してしまうことがあります。特に顔の周りのヘルペスは、ウイルスが眼に入ると「ヘルペス性角膜炎」を起こす危険性があるので気をつけてください。また
7.再発を予防するには
8.口唇ヘルペスの治療法ってどんな?
8-1. 抗ウィルス薬を使用します。
口唇ヘルペスの症状は患部を清潔に保つことで通常、1~2週間程度で自然に治ります。しかし、重症化したり、再発を頻繁に繰り返すと、水ぶくれの部分がただれて痕が残ることがあります。
適切な治療をするのが早ければ早いほど症状は軽く、回復も早いので、口唇ヘルペスが疑われる場合はすぐの治療が必要です。
治療の基本は抗ウイルス薬による薬物療法です。抗ウイルス薬には外用薬と内服薬、点滴の3種類があり、症状の程度などによって次のように使い分けます。
●外用薬(軟膏)……アシクロビル、ビダラビン。ごく軽症で再発が頻繁でない口唇ヘルペスに処方。症状がそれ以上広がらないようにする効果がある。
●内服薬……アシクロビル、塩酸バラシクロビル。皮膚の症状だけでなく、神経細胞内のウイルスの増殖を抑える効果がある。
●点滴……アシクロビル、ビダラビン。初感染で重症化している場合や免疫不全の基礎疾患がある場合、アトピー性皮膚炎の人でカポジ水痘様発疹症を合併した場合などは入院して点滴の静脈内注射を行う。
治療に外用薬のみを用いることもありますが、原則的には内服薬を併用します。口唇ヘルペスは神経細胞内にもウイルスが増殖しているため、外用薬で皮膚や粘膜の病変だけを抑えることに加え、内服薬で神経節のウイルスの増殖を抑えます。内服薬は予兆が出た段階で服用すると回復が早いだけでなく、神経節に戻るウイルス量が減って再発しにくくなります。
治療に外用薬のみを用いることもありますが、原則的には内服薬を併用します。口唇ヘルペスは神経細胞内にもウイルスが増殖しているため、外用薬で皮膚や粘膜の病変だけを抑えることに加え、内服薬で神経節のウイルスの増殖を抑えます。内服薬は予兆が出た段階で服用すると回復が早いだけでなく、神経節に戻るウイルス量が減って再発しにくくなります。
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アシクロビル | 内服薬、外用薬、点滴に使用。ヘルペスウイルスの増殖を阻害。内服薬は1日5回服用。副作用は少ないが、胃腸障害が出ることも。腎臓病の人は服用に注意が必要。 |
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塩酸バラシクロビル | 内服薬に使用。アシクロビル系抗ウイルス薬。体内でアシクロビルに変換されて効果を発揮する。アシクロビルより吸収率がよく、1日2~3回服用。 |
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ビダラビン | 外用薬、点滴に使用。ヘルペスウイルスの増殖を抑える。初期の使用で悪化を防ぎ、治癒を早める。早期に使うほど効果が出る。副作用は皮膚の刺激感、かゆみ、発赤など。 |
9.この記事のまとめ
このヘルペスは、本当に厄介な病気ですね。 一度このヘルペスに感染したら治療をしますが、その甲斐があって症状が収まったとします、しかし実はヘルペスウィルスは体の外に出た訳じゃなく三叉神経節と言う場所に身を隠して大人しく潜んでるんですから。 そして、ご主人様の体の抵抗力が弱くなったときに再度活動を再開したりするんですからね。
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