フェーン現象の影響なのか?
毎日、毎日、暑いですね。
あなたの暑さ対策はどうしてい
る?暑さ対策の参考にしてね!(^^)
目 次
そもそもフェーン現象って何?
仮に20度の湿った風(空気)が有ったとします。
その風は山にぶつかると、そのまま上に上昇します。
その際に100m上昇するごとに温度が1度づつ下がります。
やがて、水蒸気を含んだ空気は雲になり雨を降らせて水蒸気を失い更に温度が下がります。
2000mの頂上に到達したときは温度が5度で空気は乾いてます。
今度は逆に100mを下降する度に温度が1度づつ上がります。
この温度が上がって行く状態を『フェーン現象』といいます。
風(空気)が乾燥しる上に強風が吹きますので山火事が発生する可能性があります。
夏は日本海側でフェーン現象がおこる傾向があり、冬は太平洋側でフェーン現象が起きる傾向があります。
そもそも熱中症って何なの?
熱中症のメカニズム
人の体温調整機能メカニズムは優れもので(^^)
暑くなれば血管を太くして血流を多くして体内の水分を汗として外に出す。
その汗は蒸発して、その際に周りの熱を奪い(気化熱)を利用して体温を下げる。
しかし、湿度が高いと汗は蒸発できずに熱が体内にこもります。
体温調整機能が正常に働かないのですから、体温は上がりその上昇は止まりません。
これは外だけの話ではなく家の中でも起こります。
熱中症の種類として?
Ⅰ度(軽症)・・・・・・・現場での処置で対応できる。
Ⅱ度(中等症)・・・・・病院にかかる必要あり。
Ⅲ度(重症)・・・・・・・入院して集中治療を受ける必要あり。
更に詳しく説明すると。
熱中症の症状として
めまいがしたり、失神したりする。 | 高温や直射日光によって血管が拡張し、血圧が下がることによって生じる。 | |
暑いなかでの運動や作業中に起こりやすい、痛みを伴った筋肉のけいれん。脚や腹部の筋肉に発生しやすい。 | 汗をかくと、水分と一緒に塩分も失われるが、この熱けいれんは血液中の塩分が低くなり過ぎて起こる症状。水分を補給しないで活動を続けたときはもちろん、水分だけを補給したときにも発生しやすい。 | |
たくさんの汗をかき、皮膚は青白く、体温は正常かやや高め。めまい、頭痛、吐き気、倦怠感を伴うことも多い。 | 体内の水分や塩分不足、いわゆる脱水症状によるもの。死に至ることもある熱射病の前段階ともいわれ、この段階での対処が重要となる。 | |
汗をかいておらず、皮膚は赤く熱っぽく、体温は39℃を超えることが多い。めまい、吐き気、頭痛のほか、意識障害、錯乱、昏睡、全身けいれんなどを伴うこともある。 | 水分や塩分の不足から体温調節機能が異常をきたした状態。そのままでは死に至ることもある。極めて緊急に対処し、救急車を手配する必要がある。 |
熱中症の予防方法としては?
熱中症の予防には、「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です!
●睡眠不足や風邪ぎみなど、体調の悪いときは暑い日中の外出や運動は控えよう。
●通気性の良い洋服を着て、外出時にはきちんと帽子をかぶろう。
●「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていることが多いもの。定期的に少しずつ水分を補給しよう。特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、スポーツドリンクなどを飲むのがオススメだ。
●体内の機能が発育途中の子どもや、体力が衰えはじめた高齢者は熱中症になりやすい。年齢を意識して、予防を心がけることも大切だ。
すでに熱中症になったらどうすれば?
こんな症状がでたら
Ⅰ度: めまい、立ちくらみ、筋肉痛、大量の発汗がある。
Ⅱ度: 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐がある。
Ⅲ度: 呼びかけに応答がない、意識がない、高い体温。
Ⅰ度~Ⅱ度は比較的に意識があるので何とか自分で対処ができます。
●涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動する。
●衣類をゆるめて休む
●体を冷やす氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てる。氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、衣服などを使ってあおぎ、風を送って冷やす。
●水分を補給するこのとき、水分だけではなく、汗によって失われた塩分も補給する必要がある。スポーツドリンクなどを少しずつ何回にも分けて補給しよう。
Ⅲ度は
呼びかけに応答がない、意識がない、高い体温の場合は本人が自力で対処はできません。
まず、足を高くして速やかに体を冷やす。
氷があれば、尚更に良く活用する。
太い血管が通っている、首、脇の下、太もも、あたりを重点的に冷やす。そうすればいち早く体全体を冷やすことが出来る。
あとは救急車の到着を待つ。